Collection of essays – 田中有光

arimitsutanaka私は、富士モータースポーツクラブ会長として、オフィシャル集団をまとめ 富士スピードウェイで開催されます競技会に協力支援活動を行う立場の一人です。ご存じの通り競技会には、多数のオフィシャルを必要とし:運営に携わります。このオフィシャル集団に 4年前に、故山路氏がアドバイザーそして競技長として加わり、一緒に活動することとなりました。故山路氏のイメージといいますと、クールな人、またモータースポーツを愛する人、そして一流のドライバーで、あったことは、誰もが認めるところであります。オフィシャル集団に加わりました故山路氏は、当初皆に気を遣い、遠慮しつつ一刻でも早く、皆に溶け込もうと気持ちが強く感じられました。そして、指導力、行動力には見張るものがありました。

オフィシャル各人に分かりやすく、忍耐強く、自説を問いかけ信頼感を得る努力を重ねました。結果オフィシャル集団と気持ちも一体化していきました。私が故山路氏より頂いた言葉で印象的をご紹介しますと、オフィシャルの皆さん朝早くから遅くまで大変ですね。非常に嬉しく思ったものです。それからオフィシャル各人には、競技を監視する際はドライバー視線でお願いします。このように故山路氏の教えは語り尽くせないほとります。オフィシャル各人は故山路の意志を心に刻み安心安全の精神を忘れず、競技運営に望みます。故山路氏はまた 桜の咲くころ、戻って来るような気がします。

合掌
富士モータースポーツクラブ会長 田中有光